2012年2月2日木曜日

描き方講座:わたしのやり方編

前回は一発目ということで、絵日記をおススメしたい理由について書きました。今回は、描き方やらネタの探し方やらの前に、まずは私がどうやって普段絵を描いているのかをざっくりと紹介したいと思います。

これはあくまで私のスタイルや環境にあったやり方なので、この通りにしましょうということではなく、まあそういう方法もあるのね程度にみてください。

例にするのは昨日更新したこちらの絵日記です。

昨日のコロメガネ

道具紹介!

私が使ってる道具は基本的にコレだけ。

画材!

左から、
・モレスキン デイリーダイアリー/ハードカバーXS 黒
・PILOT フリクションいろえんぴつ ねずみいろ
・Too コピックマルチライナーSP 0.35mm

ここに写ってないものでつかうのは、
・ドライヤー
・スキャナー
・MacBookPro
・Photoshop
・ペンタブレット

え?ドライヤー???と思われる方もいるかもしれません。
あとで説明するのでどんどんといきますよ。


下書き!

下書きは鉛筆と消しゴムではなく、フリクションを使っています。

構図のアタリを入れる程度に、ざっくり描きます。

かきこみすぎないように

あとで消すので間違っても気にしません。
文字も配置のバランスがあるので下書きの時点で書いちゃってます。


ペン入れ!

次に、コピックのマルチライナーSPでペン入れ(清書)します。

ペン入れ!

このときのポイントは、下書きをなぞるのではなく「はじめて描くような気持ち」で描くこと!なぞると、線が死んでしまい表情がなくなります。思い切りが大事。

よく見ると下書きと結構ちがったりする


下書きの線を消す!

お待たせいたしました!ここでドライヤーの出番です。

実は、フリクションのインクには「熱を加えると消える」性質があるのです。一般的にはキャップについたゴムで「こすると消える」と表現されてますが、これはゴムと紙の摩擦熱でインクの色が変化して透明になるわけですね。なのでドライヤーをかけても消えます。

この方法のメリットは
・消しゴムのカスがでない
・消しゴムをかけるときに紙をグシャ!としてしまうリスクがない
・こするとかすれやすいボールペンでもペン入れができる

といったところでしょうか。下書きを消すとこんな感じになります。

結構きれいに消える


スキャン&彩色!

ここからは一気に。スキャナでMacBookProに取り込み!

ちなみにスキャナはHPのインクジェット複合機

ペンタブレットをつかいつつ、Photoshopで彩色!

ペンタブはWacomの7〜8前に買ったやつ

余談ですがレイヤーは分けない派です。(理由はめんどくさいから)
あとはWeb用に保存して終了!

ここまでで所要時間は30分~1時間程度です。

さて、このやり方だとスキャナとか、Photoshopとか、ペンタブレットとか、一般のご家庭にはないだろうと思われる道具がいろいろ出てきてしまいます。

でも「やっぱりそういうのがないとできないのか・・・」とガッカリしないで下さい!なくても結構なんとかなるんです。そのあたりも少しずつ紹介していきますよ。お楽しみに!

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