残念ながら、AdobeIdeasではこの要件をかなえる機能はないようです。
そこで今回は、別のアプリを使って「下から色を塗れる線画レイヤーの作り方」を解説してみたいと思います。
今回使うアプリ
JotNot Scanner Free 3.1(無料)
カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
販売元: MobiTech 3000 LLC - MobiTech 3000 LLC(サイズ: 11.2 MB)
全てのバージョンの評価: (1,515件の評価)
ArtStudio - お絵かき、ペイント、写真編集に 3.5(¥250)
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
販売元: Lucky Clan - Sylwester Los(サイズ: 5 MB)
全てのバージョンの評価: (305件の評価)
※こちらは ArtStudio Lite という無料版もあるので、いきなり購入するのはちょっと...という方はそちらを試してみて下さい。できることはほとんど同じで、大きい機能の差は「保存ができない」こと。たぶん。
線画の画像を用意する
まずは線画を手描きして、iPhoneに取り込みます。
この辺は以前の解説と変わらないので、そちらを参照して下さい。
描き方講座:iPhoneでスキャン&彩色編
ちなみにこの時のコツは、紙の表面になるべく均一に光が当たるように気をつけること。
iPhoneや手の影が紙にかかると、キレイに補正されないのです。
こんな感じの画像を用意する |
できた画像はカメラロールに保存しておきましょう。
ArtStudioに線画を読み込む
先ほどiPhoneに取り込んだ画像を、ArtStudioに読み込みます。
画面右下に薄い色で表示されている「↑」をタップするとツールバーが出てくるので、①のアイコン→LOADの順番に選んでいきます。
次に、カメラロールから先ほどの画像を選択。
画像が大きい場合は、自動的にリサイズするけどいい?みたいな英語のポップアップが出てくるので、OKで先へ進んじゃいましょう。
レイヤーのブレンドモードを変更する
次に、レイヤーのブレンドモードを変更します。ここが一番のキモ。
ブレンドモードというのは、簡単に言えば「重なった時の見え方」のこと。通常はレイヤーを重ねると、紙を2枚重ねた時みたいに、下の紙は見えませんよね。ここで「multiply(乗算)」というモードを選ぶと、昔なつかし透明のOHPシートを重ねた時みたいに、上下のレイヤーが両方重なって見えるわけです。
細かい理屈はおいといて、やってみるとなんとなくわかると思うのでやってみましょう。
色ぬり用のレイヤーを作る
これで線画レイヤーの準備はできました。
次に、色ぬり用のレイヤーを作ります。
新しいレイヤー追加して、線画レイヤーの下に移動。
ただし、このままだと線画が見えないので、色ぬり用のレイヤーは白で塗りつぶします。
まず、パレットで白を選択。次に、お絵かきツールからバケツ(塗りつぶし)を選択して、色ぬり用のレイヤーをどこでもタップして下さい。
これで、線画レイヤーも見えるようになりました。
後は、色ぬり用のレイヤーを適当に追加しながら塗っていきます。
ちなみに、この方法で私が描いてみた絵日記はこんな感じ。
コロメガネ:今日の絵日記も線画以外はiPhoneで描いてみました
このArtStudioというアプリ、高機能すぎて一度には紹介しきれないので今日はこの辺で。また要望が多いところから順に解説していきたいと思います。ではまた。
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